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たて込みボルトのネジ穴がつぶれて困ったことはありませんか?
ボルトはネジ山がつぶれても交換できますが、建て込みボルトの雌ネジ(ネジ穴側)がダメになってしまうとボルトで締め付けようがありません。
タップで修正できる程度ならいいですが完全にネジ穴がダメになってしまったら直すのはほぼ不可能です。
例えばブレーキキャリパーのネジ穴がダメになってしまいブレーキパッドが固定できないなんてこともあります。
ブレーキが効かなければクルマを走らせることもできません。
困った。・・・
何とかして修理する方法はあるのでしょうか?
結果として直すことは難しいですが、新しくネジ穴を作ることはできるのです。
ネジ穴を新しく再生するのがリコイルキットです。
こんな道具、あってよかったですね。
リコイルキットの使い方
ネジ穴がつぶれてボルトがつけられないをリコイルキットで再生する方法
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1) 下穴加工
- ドリルで損傷ネジ部を取り除いてください。(ドリルはキットに表示されたサイズのものを用意してください。)
2) ピッチチェック
- ピッチはボルトに合わせてください。
3) タップ立て
- タップを立てた後はキリコ・ゴミなどをエアーで完全に取り除いたください。
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4) カラーの調整
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リコイルの長さはカラーで調節してください。
5) リコイルの挿入
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タングをした穴の方向に向け挿入工具先端の溝に挟み1/4~3/4回転までは下に軽く押さえながら回します。
挿入深さは最終コイルがタップ開始部分より1/2~3/4沈む程度が適当です。
6) タングの折り取り
- 挿入工具をタングから抜き90度回転させて上図のように当てて軽く叩いてください。
以上で新しいネジ穴の再生が完了です。
リコイルキットを使った人の声
ネジ穴がつぶれてボルトがつけられないをリコイルキットで再生する方法
★★★★★
ブレンボキャリパーの補修用として購入しました。
対象母材がアルミのという事もありますが、同梱のパイロットタップがすぐれもので芯ズレや垂直度の倒れの心配も無く加工が簡単に出来ます。
サーキットを走られるGDBユーザーの方はキャリパー固定のM14ボルトが固着する前に予防整備としてリコイル加工してしまった方が良いかもしれませんね。
私はフロントのキャリパーはカジっていない場所も含め全箇所加工しました。★★★★★
インプレッサ純正ブレンボのネジ穴補修に使いました。2穴とも締めすぎでなめてしまったのですが、ドリルの下穴も必要なく、注油しながらネジを切り、コイルを挿入して、一穴5分くらいで無事再生できました。
星2つ減は1つは価格。キャリパー持込みの加工のみで16000円という専門業者よりはずっと安く済みましたが、一度しか使わないと考えると高いと感じます。
2つめはキット内容。このモデルにはタップハンドルが付属してないので別途タップレンチを購入しました。
ですが無事簡単に補修できたので満足です。★★★★★
ボアアップ作業で何度もプラグを交換していると、
プラグのめねじを潰してしまうことはよくあることですんで
注文してすぐに手に入るのは色々助かりますね。タップの使い方を理解している人でないと難易度高いかな?と思われます。
あとよく切れるニッパーとかタップハンドルとか別途用意していないとダメですね。やはりお値段が結構張るのが難点でしょうか…
⇒ RECOIL(リコイル) トレードシリーズリコイルキットM8-1.25