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ラチェットレンチには丸型ヘッドと小判型ヘッドの2種類があります。
丸型ヘッドはギアの数が多くが細かいため、送り角が小さくできハンドルを少し動かすだけでも、ボルトを回すことができます。
また、小判型と比べてギアの歯が細かいため強いトルクには耐えられない傾向があります。
丸型ヘッド代表 Snap on FHNF100(100ギア 送り角3.6度) 3/8スクエアドライブラウンドヘッドラチェット。
小判型ヘッドは、ギア数が多くギアが大きいため、強いトルクをかけることができます。
送り角が大きいため、ハンドルを大きく振らないとボルトが回せない傾向にあります。
小判型ヘッド代表 nepros NBR390 (90ギア 送り角4度) 9.5sq。
多ギア化が進んでいるラチェットレンチ市場でありますが丸型ヘッドはギアの数を増やしやすい構造であり、小判型ヘッドでギア数を増やそうとするとヘッドが大きくなってしまいます。
小判型ヘッドで90ギアを実現したnepros NBR390の実力は強度、空転トルク、送り角の少なさ、共に想像を超えたものであります。
今後これを超えるラチェットが出てくるのでしょうか?
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