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ボルトのアタマが折れて残ったネジが外れないときの対処方法

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ネジ切り

ボルトをスパナで緩めようとしたとき固くて回らない時があります。

しかしどうしても緩めたい。

無理して力を入れたところボルトのアタマが折れてしまった。

なんてことありますね。

当然ネジ部のみ残ってしまって外れなくなってしまいます。

ボルトのアタマが折れるはいいとして、残ってしまったネジは簡単に取り除くことはできません。

そんなとき、みなさんはどうされますか?

■ここで解決できること

アタマが折れて残ってしまったボルトを外しネジ山を再生する。



ボルトのアタマが折れて残ったネジが外れないときの対処方法として、今回は残ってしまったボルトのモミつけからネジ切りまでの方法をご紹介します。


サビついたボルトを緩めようとしても固くて簡単には緩みません。

おそらくスパナの感覚で折れそうだなとわかることでしょう。

潤滑剤をつけてしばらく待てば緩むこともあります。


しかし、つい力を入れすぎてボルトのアタマが折れてしまうことがあります。


その結果、ボルトのアタマが折れてネジが完全に残ってしまいます。

写真のボルトはアタマが13mmなのでM8のボルトです。

次はM8のボルトを取り外しネジ山を再生する方法をご紹介していきます。

対処方法

ボルトのアタマが折れて残ったネジが外れないときの対処方法
使用工具
  • センターポンチ
  • キリ 3.2ミリ、6.8ミリ
  • タップ M8×1.25
  • インパクトドライバー
  • ドリルチャック
  • まずは残っているネジ部の中心にセンターポンチで位置を決めます。


    下穴を開けるためです。


    次に下穴用のキリを準備します。

    ボルトがM8なので3.2ミリのキリで下穴を開けます。

    あまり細いとキリが折れやすくなりますので3ミリくらいがいいでしょう。

    注意
    M8の下穴は下の表のように6.8ミリですが、いきなり6.8ミリを開けるのはむずかしいので下穴を開けるための下穴ということになります。



    タップ下穴表

    ボルトサイズ M3 M4 M5 M6 M8 M10 M12
    下穴 ミリ 2.5 3.3 4.2 5.0 6.8 8.5 10.3


    今回はインパクトドライバーで穴を開けるのでドリルチャックを使います。

    3.2ミリのキリをドリルチャックに装着します。

    もちろん六角軸のキリでも問題ありません。


    キリが折れないように慎重に下穴を開けます。


    下穴が完成しました。


    次にM8ボルトの下穴の6.8mmのキリで穴を開けます。

    3.2ミリのキリで穴が空いているので比較的簡単にに穴を開けることができます。


    M8の下穴である6.8ミリの穴が開きました。


    次にタップを立てます。

    M8×1.25(ネジピッチ)のタップを用意します。

    六角軸スパイラルタップがあるとインパクトドライバーでネジが作れるので便利です。


    写真ではモンキーレンチでタップを立てていますが、作業しやすいタップハンドルを使いましょう。


    タップがたて終わり、ネジ山が完成しました。


    新しいボルトを締め付けてみましょう。


    チャンとねじ込めますね。


    スパナで締め付けて、


    修理完了です。

    今回はボルトのアタマが折れて残ったネジが外れないときの対処方法をご紹介しました。

    ■解決できましたか?

    穴を開け直してタップでネジを新しく作りましょう。


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    充電ドライバーで六角軸ビットが折れて抜けない時の対処方法

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    充電ドライバーを使っていると、たまに六角軸ビットが折れてしまいインパクトドライバーから抜けなくなることがあります。

    作業中に六角軸ビットが折れてしまって、作業が中断してしまうのは困りますよね。

    そればかりでなく折れた六角軸ビットを買いな直す手間とコストがかかります。

    しかも、充電ドライバーの六角軸差し込み部(アンビル)の根本に折れたビットが残ってしまうので最悪です。

    そんなときの折れてしまった六角軸ビットの抜き方や、折れにくい六角軸ビットの選び方、折れにくい太軸インパクトドライバーのご紹介をしたいと思います。

    折れた六角軸ビットの抜き方

    充電ドライバーで六角軸ビットが折れて抜けない時の対処方法

    アンビルを分解する方法

    アンビルを止めているCリングを外します。

    小さいマイナスドライバーもしくはピックツールでCリングを外します。

    ※Cリングを外した瞬間にスプリングが飛び出してくるのでなくさないように注意しましょう。

    Cリングが外れたらワッシャー、スプリングの順番で外します。

    小さなボール2個を外します。

    磁石で吸いつけると外れやすいです。

    ボールが外れたらロックが解除されますので手で叩いたりして振動を与えて折れた六角軸ビットを取り除きます。
    ボールを外したところからピックツールで押したりも効果的です。

    取り外し完了

    折れにくい六角軸ビット選び方

    充電ドライバーで六角軸ビットが折れて抜けない時の対処方法

    最近では、充電式インパクトドライバーのハイパワー化が進んでいるため、先端工具の消耗が激しくなる傾向があります。

    そればかりではなく、高トルクの強い締めつけと打撃が加わると、ドライバー本体に接続する部分の六角軸が折れてしまいます。

    作業中に六角軸が折れてしまっては、困ってしまいます。

    作業が中断してしまうばかりか、新しいビットソケットを購入するコストがかかります。

    そんな、お悩みを解決するのが、タジマ耐久ソケットです。

    六角軸ビットが折れやすいことの解決には、最初から折れにくいビットを使うことに限ります。

    タジマ耐久ソケットの詳細

    耐久1:衝撃力分散効果「RH構造」

      ソケットの軸折れの原因だった圧入構造(軸を本体に圧力をかけてはめ込む方式)を改め、「RH(リング・ホールド)構造」を開発、軸への衝撃を吸収し、軸の耐久力を高めています。

    耐久2:トーション効果

      軸のねじれ吸収長さが約2倍。特殊鋼材の靭性をフル活用

    耐久3:ダンパー効果

      インサート樹脂の弾性により軸に加わる曲げ応力を軽減
    • 軸折れ耐久力5倍以上の超寿命ソケット
    • タジマ独自の設計で、軸に備わる特殊鋼材の靭性を従来品より約2倍有効活用
    • ソケットと軸の固定に新方式を採用、軸への衝撃荷重と金属疲労を和らげます
    • 用途:インパクトドライバー用ソケット(軸径6.35mm)
    • 角数:6角
    • サイズ:17mm、19mm、21mm、24mm、27mm、30mm、32mm、36mm


    太軸インパクトドライバー・太軸ソケット

    充電ドライバーで六角軸ビットが折れて抜けない時の対処方法

    通常のインパクトドライバーの六角軸は6.35mmでありますが、軸が折れてしまうことがあります。

    それならば、もっと軸径が太いインパクトドライバーとビットソケットがあれば軸が折れることは減るのではないでしょうか?

    それを実現したものが、新規格軸径「軸対辺10㎜の六角軸」を採用したタジマの太軸インパクトドライバーと太軸ソケットです。

    その結果、軸強度は15倍以上と飛躍的に向上、強力な締付け力を確保し、軸折れによる諸問題を改善し、作業性を向上させることに成功しました。

    • 用途:太軸インパクト専用ソケット
    • 軸太:10mm
    • 呼び寸法:24mm
    • 角数:12角
    • 10mmHEXの太軸
    • 軸強度15倍以上
    • ソケットを寿命まで使える軸交換式
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    タジマ太軸ソケット

    タジマ 太軸インパクト 鉄骨600 PT-T600SET

    • 用途:鉄骨鳶向け太軸ソケット専用インパクト
    • 対応軸サイズ:10mmHEX
    • バッテリー容量:4.0Ah
    • 電圧:DC18V
    • 標準締付トルク範囲:普通ボルトM10~M24 高力ボルトM10~M16
    • 作業量(1充電当たり):M16(高力ボルトF10T)約160本 M20(高力ボルトF10T)約170本
    • 充電時間の目安:53分

    • ソケットを直接つかんで軸で回転させるダイレクトキャッチ機構
    • 2つのハンマで高効率打撃を実現させるADH(アクティブDUALハンマブロック)
    • フル充電でM20高力ボルト約170本取付け可能
    • 低振動・低騒音
    • バラしに強い強力逆転トルクモーター
    • IP54相当の防塵・防滴設計
    • 腰付け対応
    • 作業範囲を照らす広角LEDライト
    • 回転数・打撃数を調節できる高耐久スピードコントロールスイッチ
    • 大きく見やすい充電池残量表示

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    タジマ 太軸インパクト 鉄骨600 (タジマ製太軸ソケット専用品) PT-T600SET

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    • 用途:足場鳶向け太軸ソケット専用インパクト
    • 対応軸サイズ:10mmHEX
    • バッテリー容量:4.0Ah
    • 電圧:DC18V
    • 標準締付トルク範囲:普通ボルトM10~M16 高力ボルトM10~M14
    • 作業量(1充電当たり):W3/8クランプナット約650本 M14(高力強度区分10.9)約300本
    • 充電時間の目安:53分

    • ソケットを直接つかんで軸で回転させるダイレクトキャッチ機構
    • 2つのハンマで高効率打撃を実現させるADH(アクティブDUALハンマブロック)
    • フル充電でW3/8クランプナット約650本取付け可能
    • 低振動・低騒音
    • バラしに強い強力逆転トルクモーター
    • IP54相当の防塵・防滴設計
    • 腰付け対応
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    • 回転数・打撃数を調節できる高耐久スピードコントロールスイッチ
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    関連記事

    ビットが折れた!抜けない!を解決するタジマ太軸ソケット

    まとめ

    六角軸ビットが折れてしまったときの対処方法をお伝えしましたが、折れた六角軸ビットが抜けたとしても、また、いつ折れるか分かりません。

    ビットが抜けたところで根本的な解決にはなりません。

    充電ドライバーの6.35mmのビットが主流の昨今では、六角軸ビットが折れて抜けなくなることは、決してなくなることはないでしょう。

    10mmの軸を採用したタジマの太軸インパクトと太軸のソケットを使ってこそ、根本的な解決ができるのではないでしょうか?

    太軸のビットがどのメーカーからも発売されて、低コストで世の中に普及することを願いたいです。