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ボルトをスパナで緩めようとしたとき固くて回らない時があります。
しかしどうしても緩めたい。
無理して力を入れたところボルトのアタマが折れてしまった。
なんてことありますね。
当然ネジ部のみ残ってしまって外れなくなってしまいます。
ボルトのアタマが折れるはいいとして、残ってしまったネジは簡単に取り除くことはできません。
そんなとき、みなさんはどうされますか?
アタマが折れて残ってしまったボルトを外しネジ山を再生する。
ボルトのアタマが折れて残ったネジが外れないときの対処方法として、今回は残ってしまったボルトのモミつけからネジ切りまでの方法をご紹介します。
サビついたボルトを緩めようとしても固くて簡単には緩みません。
おそらくスパナの感覚で折れそうだなとわかることでしょう。
潤滑剤をつけてしばらく待てば緩むこともあります。
しかし、つい力を入れすぎてボルトのアタマが折れてしまうことがあります。
その結果、ボルトのアタマが折れてネジが完全に残ってしまいます。
写真のボルトはアタマが13mmなのでM8のボルトです。
次はM8のボルトを取り外しネジ山を再生する方法をご紹介していきます。
対処方法
ボルトのアタマが折れて残ったネジが外れないときの対処方法
まずは残っているネジ部の中心にセンターポンチで位置を決めます。
下穴を開けるためです。
次に下穴用のキリを準備します。
ボルトがM8なので3.2ミリのキリで下穴を開けます。
あまり細いとキリが折れやすくなりますので3ミリくらいがいいでしょう。
M8の下穴は下の表のように6.8ミリですが、いきなり6.8ミリを開けるのはむずかしいので下穴を開けるための下穴ということになります。
タップ下穴表
ボルトサイズ | M3 | M4 | M5 | M6 | M8 | M10 | M12 |
下穴 ミリ | 2.5 | 3.3 | 4.2 | 5.0 | 6.8 | 8.5 | 10.3 |
今回はインパクトドライバーで穴を開けるのでドリルチャックを使います。
3.2ミリのキリをドリルチャックに装着します。
もちろん六角軸のキリでも問題ありません。
キリが折れないように慎重に下穴を開けます。
下穴が完成しました。
次にM8ボルトの下穴の6.8mmのキリで穴を開けます。
3.2ミリのキリで穴が空いているので比較的簡単にに穴を開けることができます。
M8の下穴である6.8ミリの穴が開きました。
次にタップを立てます。
M8×1.25(ネジピッチ)のタップを用意します。
六角軸スパイラルタップがあるとインパクトドライバーでネジが作れるので便利です。
写真ではモンキーレンチでタップを立てていますが、作業しやすいタップハンドルを使いましょう。
タップがたて終わり、ネジ山が完成しました。
新しいボルトを締め付けてみましょう。
チャンとねじ込めますね。
スパナで締め付けて、
修理完了です。
今回はボルトのアタマが折れて残ったネジが外れないときの対処方法をご紹介しました。
穴を開け直してタップでネジを新しく作りましょう。
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