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日本で言う通常のニッパーは、JIS規格の商品名では、強力ニッパーと言います。
なので日本では通常のニッパーは強力ニッパーと言うのが正しい言い方なのです。
切断能力は軟銅線や細いワイヤーが切れるレベルです。
しかし、ヨーロッパで強力ニッパーというと、ピアノ線が切れるニッパーに相当します。
日本の強力ニッパーより大幅に切断能力が高いのです。
⇒ KNIPEX(クニペックス):強力型斜ニッパー(硬線用) 7405-250
日本では、日本型の強力ニッパーのことを強力ニッパー日本型と呼びます。
そして、ヨーロッパの強力ニッパーはヨーロッパ型と呼びます。もちろん、切断能力で分けられています。
しかし、わかりづらい事にヨーロッパでは 強力ニッパーヨーロッパ型とは明記されていません。
と言うより、日本型のニッパーはないのです。なので、当然強力ニッパーヨーロッパ型という言い方はしないのです。
強力ニッパーより小さいものには、プラスチックニッパーや精密ニッパーがあります。
プラスチックニッパーはプラスチックを切るためのもので、プラモデル用としては最高です。
バリがほとんど出ないですよ。
精密ニッパーは電子基板など、細かい作業に最適です。爪を切るのにもいいですよ。
⇒KNIPEX(クニペックス) 強力型ニッパー 160mm 7401160
余談ですが、よくある爪切りって日本にしかないんですね。
柄の部分の裏にヤスリが付いた、パチン、パチンと切る、そうそう、それです。
最近では日本のグリーンベル社が作っている「Seki Edge」シリーズという爪切りが海外ですごい人気になってるそうですね。
しかし、ヨーロッパで爪切りと言えば、精密ニッパーと同じ形をしています。
日本の爪切りは爪を押しつぶす、いわゆる、せん断という切り方なのです。
だから、断面がザラザラになるためにヤスリが付いているのですよ。
ヨーロッパでは精密ニッパーと似たものなので、しなやかに爪が切れ、切れ味もいいし断面もキレイになりますので、ヤスリ掛けはいらないのです。
特に、爪の薄い女性にはニッパー型の爪切りがオススメですかね。
日本の工具メーカーマルト長谷川工業の爪切りをご紹介していおきます。
話がそれましたが、以上が日本とヨーロッパのニッパーにおける違いでした。
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⇒ KNIPEX スーパーニッパー 125mm リードキャッチャー付 7813125