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DIYで誰でも「ボルトが外れない」を解決することができます。
クルマやバイクの修理や整備作業するときボルトが外れないことがたまにあります。
ボルトが外れないとあきらめていませんか?
外れないボルトには外れないなりの理由があります。
作業に行き詰ってもそれを解決してくれる工具が必ず存在するのです。
ただ、その工具の存在を知らないだけではないでしょうか?
そんな工具を選定しDIYで作業を可能にすることが誰でもできるのです。
DIYを行なうにあたって、ボルトが外れない理由は大きく分けて3つあります。
①ボルトのアタマが錆び付いてレンチがかからない。
②ボルトのアタマがナメていてレンチがかからない。
③ボルトのネジ山が固着して緩まない。

DIY作業では症状によっていくつかの対処方法があります。
どの対処方法が有効かを見極めることが作業を最短で最短で進める上で重要となってくるのです。
それでは症状によって順番に説明していきますが、先ずはボルトをなめさせないように作業すること。
つまり、ボルトをなめさせないための気遣いが必要なのです。
DIY作業ではこれをやっておくことが後に痛い目にあわなくて済む、究極の方法ですよね。
ボルトがナメたり折れたりしてしまったら、従来進めることの出来た作業ができなくなり、最悪の場合は作業がストップしてしまいます。
時間の有効利用も考慮して、工具を選び、揃えておくことがDIYを行なうにあたって大切にしておきたいことのひとつです。
ボルトをナメさせないための工具選び
ボルトが外れない状態になる前にボルトをなめさせないことが大切です。
従来のソケットレンチではボルトを緩める・締め付ける際、六角ボルトの角とソケットレンチの内面が線接触してしまうため、応力が集中してしまい六角ボルトの角を痛めてしまいます。
パワーフィット構造はボルトのエッジを傷めにくく、より確実に緩め・締め付け作業が可能となりました。
DIYでも楽々出来てしまうのです。

このような工具を常に使えばボルトをナメさせる確率はグッと下がり、結果として快適に作業を進めることができるのです。
DIYの作業でよく使う、スパナやモンキーレンチは2点接触となりますのでナメやすい工具であることを認識しておきましょう。
ケース① ボルトの角が丸くなっている場合の対処法
六角ボルトの角が多少丸くなっている程度なら面接触ソケットレンチで緩めることが可能です。
通常のソケットレンチは六角ボルトの角に力がかかるものですが、面接触ソケットレンチとは六角ボルトの角ではなく面に力がかかり、角を傷めることはありません。
軽くボルトの角がナメた程度なら充分緩めろことができるので試す価値は十分あります。
ケース② ボルトの角が丸くなってメガネレンチがかからない場合の対処法

ケース①の面接触ソケットレンチでは外せない程に角のなめてしまったボルトにはツイストソケットを使います。
ツイストソケットとは角がナメたボルトを取り外すための専用工具です。
KTCではナットツイストという商品名であり、Ko-kenではナットツイスターという商品名です。
ツイスト形状の歯がボルトに噛み込みボルトを簡単に外すことができます。
ボルトのサイズごとにツイストソケットの適正サイズがあるので使い分ける必要があります。
ケース③ 建て込みボルトのアタマが折れた場合の対処法①
建て込みボルトのアタマ(六角の部分)が折れてしまった時は残ったボルトがどれだけ出ているかによって対処方法は変わってきます。
パイプレンチやバイスクランプがかかる程度にボルトが残っていれば、それを使うことで外れることもあります。
また、トーチで炙ることが可能であれば、素材の熱膨張により外れることもあります。
パイプレンチはボルトを傷めることもありますので気をつけましょう。
バイスクランプがあればかっちり効かせることができるのでお勧めします。
ボルトのネジ山がサビ等により固着している場合は外れる可能性は少ないでしょう。
ケース④ 建て込みボルトのアタマが折れた場合の対処法②
残ってしまったボルトにキリで穴を開け逆タップを使い取外す。
ボルト径に対し半分から2/3程度の穴をキリで開けます。
そこに逆タップをハンマーで叩き込みボルトに噛ませます。
逆タップは左回しでボルトに食い込みますのでそのまま外すことができます。
Ko-kenのボルトツイスターでも同じ効果が望めます。
こちらはれチェットレンチに差込可能なので力が入れやすい分使いやすいことでしょう。
ボルトの固着が激しい場合は取外ずことができませんのでケース⑤に進みましょう。
ケース⑤ 建て込みボルトのアタマが折れた場合の対処法③
ケース③でボルトのネジ山がサビ等により固着していてボルトが外れない場合はそれなりの時間と労力を要します。
方法としては折れたボルトの中心にセンターポンチを打ち、そこにキリ(ドリル)で穴を開け、残ったボルト片を取り除く、またはネジを作り直すです。
では、詳しく説明していきましょう。
①折れたボルトの先端を平らに仕上げる
グラインダーで削り平らに仕上げます。
②折れたボルトの中心にセンターポンチを打つ
ボルトのど真ん中にポンチを打つことが大切です。
③ボルトのサイズに合う下穴を開ける。
電動ドリルとキリの準備が必要です。
小さめのキリで下穴を開けてからボルトサイズに合う穴を開ける方が作業がスムーズに進みます。
また、ボルトの材質によってはキリも変わってきます。
一般鋼材、いわゆる鉄(SS41等)ならば普通のキリ(材質HSS)で大丈夫で すが、炭素鋼(S45C等)やステンレス(SUS304等)の場合にはステンレス用のキリ(材質HSS-co)が必要です。
タップ下穴
M6 5.0mm
M8 6.8mm
M10 8.5mm
M12 10.3mm
④残ったボルト片をタガネやピン抜きで取り外す。
外れない場合は次の項目に進んでください。
⑤タップでネジを切る
ボルトに合うタップを準備し、ねじを切ります。
タップを折らないよう注意しましょう。
タップは硬い材質で、できている為、折れた場合は外すのには一苦労となってしまいます。
ネジが切れたら作業完了です。
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工具の選定が正しければDIYでどんな作業もできてしまう
一見不可能のような作業でもあきらめることはないのです。
工具を理解し選定することでDIYでも作業ができるのです。
これがDIYの醍醐味であります。
作業という仕事をする、というよりは作業を楽しむと言ったほうがシックリくるのではないでしょうか?
また工具選びは楽しいものです。
工具ショップで様々な工具を手に取っているうちに時間を忘れてしまうことがあります。
それは楽しく幸せな時間であり、大切にしたいもののひとつです。
そこで選び抜いた工具を試すことはこの上ない充実した時間となることでしょう。
それを可能にしてくれる、工具って本当に素晴らしいものです。
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